【空動扇 主要納入実績】
- ●クボタアグリサービス(株)
- ●(株)関東甲信クボタ
- ●(株)中四国クボタ
- ●全農(各単協)
- ●日建リース工業(株)
- ●イワタニアグリグリーン(株)
- ●カゴメ(株)
- ●(株)カインズ
- ●シーアイマテックス(株)
- ●シーアイアグロ(株)
- ●(株)サンホープ
- ●(株)昭光通商アグリ
- ●紀伊産業(株)
- ●(株)NTTファシリティーズ
- ●(大)宇都宮大学農学部
- ●株式会社みすず工房
台風・風害対策
ビニールが裂けて農作物に被害を与える台風被害
無動力自動温度調節換気扇はファンの回転速度(RPM)が1300まで高まることによって無動力換気扇1台が電動モーター1/2馬力の威力を発生することになる。
このような原理で風によって無動力換気扇がハウス内部の空気を速い速度で外部で排出させることになる。
したがって抵抗性が低くなったビニールハウスが浮き立つのを防止することで強風によりビニールが裂けるのを防止することになる。
台風被害を防ぐための既存設置物
短所:作動のために誰か待機しなければならなくて停電時作動が不可能だ
無動力換気扇「空動扇」
微細な風にも自動で作動が可能で
電源供給が必要ない
外側の風を受けて回転
無動力自動温度調節換気扇はファンの回転速度(RPM)が1300まで高まることによって無動力換気扇1台が電動モーター1/2馬力の威力を発します。このような原理で風によって無動力換気扇の開閉弁が自動で開かれてハウス内部の空気を速い速度で外部で排出してくれます。
空動扇設置・未設置による台風被害比較
無動力換気扇設置地域と未設置地域の違い
写真のように、空動扇を設置しているビニールハウスとしていなビニールハウスでは、
台風時の被害に大きな違いがあることが多数報告されています。
栽培施設(グリーンハウス)の課題(風害)
■台風・季節風等風による風害
グリーンハウスでは強風による施設倒壊の恐れや、強風時換気の為開けておいた開口から進入する風の影響で作物の品質が低下するといった問題があります。
空動扇による課題克服の可能性
■台風・季節風等風による風害
まず、台風のような強風時に施設倒壊を軽減する働きを行います。多くの場合台風は非常に強い上昇気流です。倒壊の原因も壊れた出入り口から強風が入り込みハウスを巻き上げるように上昇し、棟パイプとアーチパイプを分断します。空動扇は台風時には外の強い風も手伝って最大1300回転/毎分ファンが回転します。0.5馬力の電気換気扇を稼動しているのとほぼ同等です。ハウス内に取り付けられた空動扇数台が一気に回転し換気を始めると、施設内の気圧は低下し、ビニールとパイプとが強く密着します。
この事によりビニールがバタバタと煽られるダメージを防止します。この手法は台風被害時に於ける、ビニールハウス倒壊防止策として各県の被害対策マニュアルにもされております。また、仮に強風が入り込んだ場合も空気の抜け道として空動扇が役立ちます。開発国韓国でも、台風または強風時において空動扇を設置している栽培施設の被害が設置していない栽培施設と比較して圧倒的に被害が少ない事例が報告されております。
次に、季節風に伴う空動扇の有効利用が福島県の海岸通り地域で報告されています。沿岸部では春から夏にかけて強い季節風に悩まされているそうです。この沿岸地域において花卉(トルコキキョウ)を栽培しているある農家では施設内温度が上昇してもハウス側面を開けた換気ができなかったそうです。理由は強風に煽られ花同士が絡み合ってしまったり叩き合ってしまい品質低下に繋がるということでしたが、空動扇を利用する事でこれらの問題が軽減するといった事例がございます。
空動扇は一切の電源を使用しません。電気不要・電池不要・バッテリーも必要ございません。
有事の場合は停電に悩まされます。水の被害、風害、震災、いずれにおいても施設栽培では作物を死守しなければなりません。無動力自動換気扇が栽培施設においてきっとお役立ちすると考えます。